あなたのせいじゃない。何かのせいにしていい。

私のこと

みなさま
おこんにちは。

ビジョンを魅せるギャップの女
コンサル・カウンセラーの小川優です。



日本はオリンピックの話題で持ちきりですね。
メダル数もすごいし!

爆弾低気圧も気になるところです。なぜw

メルボルンはいきなり大雨になったり
ひょうが降ったり、暴風が起こったり
かと思ったら15分後には静かだったりと
非情に落ち着かない天気です。
冬あるある…






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さて。


今日は私のメルボルンでの仕事の話をしようと思います。

コンサル・カウンセラーとしてはめちゃ順調で
たくさんの学びと楽しく充実した時間を過ごしています(*‘ω‘ *)
そちらを抜きにして書くこの後の話は暗くて重いのです…!






私はいま、猛烈に悔しくて苦しい。


昨日と一昨日はたくさん泣いた。

本当はもっと前から泣きたかったんだと思う。


結論から言うと、ロックダウンで店を閉めざるを得なくなった。
私が面倒をみているカフェは、インナーカフェといって
オフィスビルのセキュリティゲートの中に入っている。
一般に向けてはオープンしていないカフェなのだ。


良い事もたくさんある。
家賃をほぼ払わなくていい。

少し価格帯を安くしなければならないけど
その分人も来やすいし、同じ人たちと顔を合わせるから
常連もできやすい。


1年前の長いロックダウンで前のテナントが退去して
しばらく無人だったこのカフェテリア。

私を見つけたオーナー(以下J氏)が
コーヒーと軽食だけサーブし始めて
コロナが落ち着いたらフードもやるつもりだったらしい。
でも、誰かを雇わないとできない状況だったみたい。


そこで私を見つけて、声をかけてくれたわけだ。
今年の3月の終わりだった。


私はJ氏に雇われている訳ではなく、
Profit share(利益をシェアする)契約を結んでいる。
つまり、私も個人としてこの事業に参加しているということ。
でもオーナーシップは100%彼なので、ちょっとユニークな契約ではある。
うまくいけば、私にとって結構有利な契約でもあった。
とにかく私は従業員ではない。(大切なポイント)


私がここまでストレスを感じているのには
二つの大きな外因的理由がある。

①オフィスビルのオーナーとの契約の遅延
②コロナのロックダウン


声をかけてもらったときの私たちの計画では
急ピッチで準備を進め、4月の半ばには
フルオープンさせようとしていた。

だからまず、①の契約を完全に結ぶ必要があった。
実際に相手側も、私たちに無茶なスケジュールで
プレゼンを要求するなど前のめりだったから
私は苦手な英語を駆使して、2日弱でプレゼン資料を作ったりした。

相当なプレッシャーだったし、元々完璧主義でちゃんとしたいタイプの私にとっては
さらなる重圧とストレスを自分自身にかけることとなったのだ。
(まぁ、だからこそいい仕事ができるんだけども)

しかしまぁ、そのあとのグダグダ感と言ったら、お話にならない。
「値段を出せ、日替わり弁当の中身はなんだ」
どーーーーーしようもない中身のない質問ばかり

それらにJ氏と小言を言いながらすべての質問に答え
私たちが得たのは、3か月以上の沈黙である。

未だに本契約は結ばれていない。
(コーヒーを提供する仮契約のまま)




本来その本契約がすぐ結ばれ、私とJ氏との間で利益シェアの契約書を作り
そこから生まれた利益をシェアする形で私にお金が入る予定だった。


でも、グレーなまま、今に至る。
ここまでの私は、ずっとタダ働き状態なのだ。


そして繰り返されるロックダウン。
ロックダウンが終わったからと言って
すべてがすぐに元通りになるわけじゃない。

テレワークが推奨されていたり
人がオフィスに来ることを避けたりするからだ。



それでもたくさんの希望がある計画だったから
ある程度待った後、わたしたちは諦めず、あの手この手で
フードをサーブするところまでこぎつけた。
(コロナで制度がちょっと緩くなったりとかでね)



私が1か月半くらい前に「正直この状況はしんどい」と漏らした時
J氏も混乱したのか「でも契約書は送ったじゃないか」って言ったけど
もともと①の契約が結ばれてから私たちの契約を結ぶという話だったんだ。
私によくもそんなこと言えたなと怒りを覚えた。


私はタダ働きはもちろん大嫌いだし
自分のモチベーションの伴わないボランティアも基本的にはしない。


前にいたカフェでは、雇われバイトだったけど
売り上げ平均を30%近く上げた。
人の協力も過酷な状況も両方あったけど
とにかく私は結果を出す女なのだ。




ただこれはチャンスだと思ったから
未来への投資だと、勉強だと思って実質無給で働いていた。

取引先を開拓して、連絡をとって、サンプルをもらって
申込書に記入して、契約から請求書のやりとりもして

不安がる従業員のモチベーションを保って
いつフードを始めるのかという顧客の質問にうまく答えて

収入がないことを100%快く思っていない彼氏との折り合いをつけて
途中起きたロックダウンにも負けずに
勉強だ、経験だ、今だけの辛抱だ
みんな大変な状況なんだと自分を奮い立たせて

ここまで頑張ってきたんだ。



だって、

やっと自分の望んだ仕事のスタイルに近づけたから。

自分の価値を評価してもらって得たチャンスだったから。



人と同じ、決められた時給をもらうことに納得がいかなくて
雇われる働き方をやめたいけど、どうしていいか分からなくて
自分の中の違和感に疑問を抱き続けて、押し殺して、踏ん張って




日に日に大きくなって無視できなくなった違和感と
「労働力×1」という扱いに耐えられなくなった私は
何がしたいのか模索しようと完全に仕事を辞めた。
それが去年の6月末。

そこからは
人に薦められて休もうと止まろうと努力したり苦笑
頑張らないように頑張り過ぎて大苦笑
それでももう前提を変えるんだと決めた自分を信じて
彼とお金のことで喧嘩しまくって、たくさん泣いて

コロナが起こって
たくさんの人が仕事を失って


カウンセラー・コンサルとして活動し始めて


詐欺にあってお金を失って
身体を壊して6キロくらい痩せて
自己価値の証明かこんちくしょーって闘って


カフェの話をもらって
勇気を出して受けて


じわじわと、諦めずにここまで来たんだ。





負けてたまるか!と思ってやってきたけど
たかだか4か月と思われるかもしれないけど



私が自分に課したプレッシャーとか
彼に対しての罪悪感とか

2人の未来に対して自分も何かしたい
役に立ちたい気持ちとか


自分が思う以上にたくさんあったみたい。








そんなこんなで3か月半の苦難を経て
ロックダウンを乗り越えて

フードを本格的にオープンさせた。

その2日後にロックダウンが発表された。

そして一週間半、クローズせざるを得なくなった。
カフェやレストランのテイクアウェイは営業出来たけど
私たちのカフェはインナーカフェだから、それができない。

フードを始めた2日間は、大成功だった。
初日に1000ドル売上げて、二日目は800ドルだった。
(いつもは良くて400後半)


キリキリしてたよ。めちゃ疲れたし。
私はやってしまうし出来てしまうんや。


ちなみにまだシェフを雇えないので
キッチンに立っているのは私です。

フードの宣伝ポスターのデザイン&制作も
インスタの写真を撮って更新するのも
メニューを作ってシステムを変えたのも
コスト削減のための毎日の買い物も
毎日の伝票整理や売上計算も
従業員のモチベーションを保つのも

私の仕事でやんす。




お分かり頂けるだろうか。
私がカオスな感じで働いているのが。
そしてもれなく平均より高い期待が
自分から自分にかけられている。
(だからこそいい仕事g・・・)



そんなこんなで、とことん疲れしまったのだ。


J氏がビジネスを立ち上げていて
これもその一環だから
保険とか、行政とのやりとりとか
従業員の給料支払いとか
強気のビジネスの交渉とか
私がやらなくていいこともある。



分かってる。
うまくいけば、とてもいい流れで成功できるであろうこと。


分かってる。
今の時期を投資と思えばいいこと。
(すでに3か月以上投資したんですけど?)


分かってる。
私がしんどいなら、限界なら
なりふり構わず辞めたらいいこと。




ロックダウンが明けたけど
オフィスは人口密度マックス25%まで。

マックスということは、実際にいるのは
それより少ない人数ということである。


周りにライバル店もたくさんある。


水曜日、木曜日の売り上げは100ドルちょい。
今日は多分150ちょっと超えるくらい。


とてもじゃないけど、バリスタの子を使える状況ではない。
一人雇うのに30ドル/時間かかるんだ。
赤字は出せない。


せめてキャパが50%までいかないと、店を開けることすら厳しい。



ここからはエゴとウダウダなんだけど
私もねー、器用な人間じゃないのでね。


こんなことでへこたれるってことは
ビジネスする器じゃないのかなーとか
社長とか無理じゃーん?とか
 なりたいん?
甘ちゃんなコト言ってるのかしら?とか
でもここまで頑張ったしなー惜しいなーとか


これで辞めたとして、何するの?
またあの「何も探せず辛い日々」に戻るの?

ここで辞めたらカッコ悪いんじゃん?とか





でも、彼氏も理解を示していてくれて
今私がめちゃくちゃツライ状況というのを間近で見て
毎日抱きしめて励まして泣かせてくれる。

私の決めたことを応援してくれるとは言ってくれて
「一時はお金のこと色々言ったけど
少しの間なら心配しなくていいよー
優が本当にやりたいことなら思い切りやって!」





ホントウニ ヤリタイコト・・・(@_@)?






本質的な質問にマジで頭がフリーズして
秒で考えるの放棄したよね。笑




そんな優しい彼だけど
彼も彼で、私がちょっと元気になった頃とか
彼自身が不安に負けそうになると
すんごく酷い言葉をぶつけてきたりするので
油断ならないんだけど!笑


でも、本当に有難いです。
理解者がいるということは。




おととい、思わず親友に電話して
開口一番に泣きだしちゃったもんね。


声聞いて安心してさ。
また泣いたよね。


(その夜クライアントとセッション予定で
こんな状態で大丈夫か不安だったんよ。
でもところがどっこい、セッションは楽しくて
何なら私が元気をもらえたという尊い結果♡)






そのあとお風呂に浸かって
たくさんのキャンドル持ち込んで
エンヤのOnly Child聴きながら
無になってた。(病&闇)



限界よね。



内臓もおかしいし
呼吸も浅いし
いつでも泣けるし


しんどい。






何をしたら私は元気になるんだろう。
わたしのこころが安心できるんだろう。






思い切りお買い物したりしたいし
お高い美容院も行きたいし
誰かに惜しみなく何かを贈ったりしたいし


でもそういうのって、余裕があってこそ楽しめることで。




やれることをやって
なるべく休むことかしら。



それなら、今私がしていることは、合っている。







昨日、J氏に
「25%の内は店をあけるのリスキーかも」
「契約をオフィスのキャパが戻るまで休止したい」
ってことを言ったんだよね。


結構反応が厳しめでね。

まぁそうよね。
ちょっとのことで辞めるとか止めるとかふざけんなよね。
ちょっとのことじゃないけどね。私にとっては。




ただね、この話には政府からのサポートを
私が実質受けられないという事情も絡んでるの。


従業員は働けない労働者としてのサポートで政府からお金が出る。

J氏はビジネスオーナーとして政府からお金が出る。


私はもらえる立場にいないのだ。




もうさー
彼にサー
頼って生活しててさー
主婦みたいな気でいるからいいんだけどさー

彼がサー
ディンクスでいられるうちは
お金貯めたいって言っててさー
そりゃそうよねって思う気持ちもあってさー

しかもその「2人で同じ目標に向かうこと」が
彼の中でRelationshipにおいて大切みたいでさー
愛と直結しているというかさー


わたしはさー
「甘えられるものには全部甘えます♡」
「あなたにはその実力があるもんね!」
「私しあわせ!うれしい!」
って彼の価値と能力を認めて信じてるんだけどさー


こんな時にクソ心理学は【投影】とかいう言葉を持ち出してきてだな…

私がそれを彼に言わせてるだとか
私がそれを感じたいからこの事実が起こっているだとか
私がそれによってメリットを得ているとか


言いやがるんだーーーーーーーー(;´д`)



私のもっている観念が関係してるとか
私のコミットがもう一度必要とか




知らねーーーよーーーーーーーぅ(# ゚Д゚)








カウンセラーでも悩むし、悪態もつきます。



でもこうやって気持ちを書き出したり
吐き出したりするのは、とても大事なことで。



必ず、自分を助けてくれます。


今この瞬間より先の未来のために
今、自分ができる事をする。


自分の中にある嫌な気持ちも
モヤモヤも
ずるい気持ちも
投げ出したい思いも
疲れて弱った心も
頑張りたい心も
希望の燃えカスも
矛盾も
怒りも
かなしみも 
何もかも



認めてあげること





そしてタイトルにある通り




何かのせいにすること














いつも自分を責めちゃいがちな
自立系頑張り教のみなさま。



私たちにはどうにもならないこと、あります。



どうにもならなくても何とかしようとするのが私たちだけど
時には何かのせいにしてみてよ。


自分がいっぱいいっぱいになるまで
全部しょい込まなくていい。



負けていい。
ダメでいい。


泣いていい。
投げ出していい。


弱くていい。
逃げていい。


あなたはどこかで這い上がる。
何かを見つける。



そんな自分を
何となくでいいので
信じてみよう。




ということで、落としどころが
わからなくなっちゃったので

一言で結ぼうと思います。





\ 全部コロナのせいだ /








なんだかんだ言いながら
今日も朝早うから笑顔でコーヒーをサーブしている

コンサル・カウンセラーの小川優でした^^


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